小学校を卒業する息子へ

卒業おめでとう。

今日、お父さんは君の卒業式へ行ってきました。

入学式のときとは違い一人で式に参列したのですが、今日の君は本当に立派に成長していることを感じることができました。

離婚などもあり、小学生の君には本当につらい思いをさせてしまいましたね。それでも君は、文句も言わずに弟の面倒もよく見て、成績を落とすこもとなく大変立派に成長したと思います。

思えば、君には本当に申し訳ないことばかりしてきました。今、一番気にしていることは、君が初めてどんな言葉を話したかを聞かれる度に答えられないことです。小学1年生の後半まで、仕事が忙しくてほとんどかまってあげることができなかったために、小さいころの出来事をあまり思い出せないことが今でも悔やまれます。

仕事を変え、一緒に過ごせる時間が多くなったらなったで、生活の面でつらい思いをさせてしまいましたが、それでも良く我慢をして過ごしてきたことはとても感謝しています。しかし、お父さんは、そんな時期に君と弟と一緒に楽しく過ごせた事を今でもとても思い出します。

一度、弟よりも自分はかわいくないんだとお父さんの前で泣いた事がありましたね、今でも鮮明に覚えていてとても辛い思い出です。そのときも話しましたが、弟には忙しくて君にできなかったことをやってあげようという気持ちがありました。しかし、それでもいつも君のことを一番に考えていると言った事は信じてください。弟にも君のように、とても正義感のある優しい子供に育ってほしかったので、ついつい君には厳しくしてしまいましたが、今でも君が一番で、そんな君のことを好きで追いかけていくように弟を育てたつもりです。それは間違っていなかったと思います。なぜなら今でも君の弟は、お父さんよりも君といることをとても大切にし、何でも君の真似をするようにとても尊敬しているからです。これからもそんな弟を大切にしてください。いつも言ってきましたが、二人きりの兄弟です、助け合い支えあって生きていってください。

君は、まじめで正義感も強く、弟を思いやる気持ちがあり本当に自慢の息子です。これから中学生になりますが、大きな目標を持ち名前の通り、もっともっと大きな人になってくれる事をとても期待しています。

今は、いつも一緒にいることはできませんが、お父さんは、これからもずっとずっと君の事を大切に見守っていきたいと思います。

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